
近年、日本では外国人の従業員をよく目にするようになりました。
外国人が日本で働きたい理由は何でしょうか?
もちろん人それぞれ様々な理由がありますが、その中でも多かった意見を、本記事では紹介していきます。
外国人が日本で働きたいと考える6つの理由
外国人が日本で働きたいと考える理由として、大きく下記の6つが挙げられます。
- 給料が高い
- 治安がよい
- 福利厚生が充実している
- 日本企業の経営は安定している
- 日本で暮らしたい
- 手に職をつけられる
それぞれ詳細を確認していきましょう。
給料が高い
日本は東南アジアや南米よりも物価が高いため、給料水準も必然的に高くなります。「日本から東南アジアへの旅行は、1週間あたり数万円で済む」とよく言われていますが、これは東南アジアの物価が低いためです。
東南アジアの人が日本で働けば、母国で働くよりも数倍以上の給料を得られます。日本で稼いだお金を母国の家族に仕送りする人も少なくありません。
治安が良い
日本は他国と比較して、治安が非常に良いことで知られています。私たち日本人からすると、日本の治安は普通に感じるかもしれません。
ただ、女性が夜中に一人で出歩いても、犯罪に巻き込まれるリスクが低いのは日本ぐらいかもしれません。ドイツやイギリスなどの先進国でさえ、女性一人で夜中に外出するのは控えられています。
東南アジアや南米に関しては、男性が夜中に出歩いても犯罪に巻き込まれてしまう可能性があります。日本の治安のよさは、外国人から高く評価されているのです。
福利厚生が充実している
日本企業は、外国人従業員に対しても福利厚生を提供しています。企業によって福利厚生の充実度は異なりますが、それでも母国の企業と比べると充実度は高いケースが多いです。
たとえば、日本の社会保険制度に加入すれば、医療費が3割負担で診察・治療を受けることができます。
こちらの制度も日本人にしてみれば当然のように感じますが、ここまで充実した社会保険制度を整備している国は多くありません。
また、交通費や家族手当を支給してくれる日本企業も多いです。給料以外の面で経済的補助が受けられる点も、外国人労働者から高い評価を得ています。
日本企業の経営は安定している
日本企業、特に大企業では経営が安定しているところが多いため、倒産を心配せずに安心して働ける点も外国人から高評価です。正社員として雇用されれば、法律違反など余程のことをしない限り、解雇されることはほとんどありません。
給料が毎月、安定して入ってくる点も人気の理由となっています。発展途上国の企業だと、給料未払いとなるケースも少なくありません。中には、給料を一切支払わずに会社が倒産してしまうこともあります。毎月給料が入ってくることは日本人にとっては当然のことですが、外国人にとってはメリットとして映るのです。
好きな日本で暮らしたい
外国人労働者の中には、「日本が好きで、日本で暮らしたい」という理由で来日する人もいます。
日本の文化や食、歴史に好感を抱いて、日本で暮らす選択をしている外国人も少なくありません。
近年は、マンガやアニメといった日本発のサブカルチャーに魅了される外国人も増えてきました。サブカルチャーに直に触れたいために、日本企業で働いている人もいます。
手に職をつけられる
日本企業、特に製造業や建築業の会社で働くことで、手に職がつけられる点も人気の理由の一つです。
日本で身に着けた技能は、母国に帰国した後にも就職で活かすことができます。
日本の特定技能制度を利用すれば、給料をもらいながら技術を身に着けられるので、外国人からすると非常に魅力的な制度です。
外国人に人気な日本企業の業種
外国人が働きたい日本企業の中で、特に人気を集めているのが下記の業種になります。
- 介護職
- 卸売業・小売業
- 宿泊業
- 飲食業
介護職
少子高齢社会の日本では、介護職人材の不足で年々ニーズが高まっていますが、母国でも人気の職種であるため、母国に帰国した後でも日本での経験や知識を活かすことが出来ます。
また、「特定技能」や「技能実習」など様々な形で働けるのもメリットの1つです。
介護職は夜勤等もあるため、他業種と比べるとお給料が良い点も人気の理由となっています。
卸売業・小売業
都心部を中心に、コンビやスーパーで働いている外国人労働者を多く見かけます。
コンビニ・スーパーでは日本人に対する接客業務も行いますが、使用する日本語はマニュアル化されていることが多く、外国人でも無理なく働ける環境が整えられています。
自身の日本語の練習にもなるため、外国人留学生にも人気の業種です。
宿泊業
宿泊業では、外国人観光客を接客ホテル・旅館などで外国人の需要があります。
外国語を話せる人がいれば、外国人観光客に対してスムーズに接客することが可能になるため、観光地を中心に外国人従業員が採用されることが多いです。
外国人にとっても、自身の母国語を活かして仕事ができるため、人気の業種となっています。
飲食業
飲食業界は長期的に人手不足の状態が続いており、外国人の方でも比較的就職しやすい業種となっています。
特別な技能も必要ないため、日本に来たばかりの外国人の方でも無理なく働ける点、人気の理由となっています。
希望のシフトで働きやすい点も飲食業界のメリットです。
まとめ
日本で働きたい外国人は、「母国よりも日本で働いた方が経済面・生活面でのメリットが多い」と考えている人が多いです。
また、「純粋に日本が好き」という理由から日本で働きたいという外国人も見られます。
外国人労働者を採用したい日本企業も増加傾向にある為、日本語や生活面でのサポートもどんどん充実していますいますが、企業によって特色は違うので、働きたい理由が満たされる企業をきちんと見極めることが大切です。
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